せっかくペットと暮らすためにお部屋を借りたのに、退去時にかかる費用の事ばかり考えていては楽しい生活が送れなくなってしまいますね。
退去時にかかる費用を減らすためにできることはあります。
ここでは、ペットOK物件の
- 退去時にかかる費用を減らすための工夫
を紹介していきます。
ペット(犬・猫)の特徴や習性を知り、
お部屋の中で傷をつけてしまいそうな箇所を
保護するための便利グッズを試してみるなど、
ペットとの暮らしを快適にするために参考にしてください(^-^)
猫と犬の習性を知ろう！！
～猫～
いろいろな方法でマーキングをします。
これは、自分の縄張りを守るためニオイを付ける行動です。
飼い主の足・家具・壁などに体をスリスリ～と擦りつけます。
自分のお気に入りにニオイを付けて安心できる居場所を確保するためのようです。
リラックスしている時にみられます。
飼い主にとっては、スリスリして
あごをちょこんと乗せるしぐさはたまらなく可愛いですよね。
爪とぎをします。
- 古い爪をはがすため
- ストレス発散のため
爪を立ててもの凄くガリガリするので、
壁やマットはボロボロにされてしまいます(;^ω^)
これも猫のマーキングの一つで、
意味があってやっているので無理やりやめさせてしまっては可哀想ですね。
とはいえ、
こちらは飼い主を困らせてしまう行動でもあるため、
この後に対処法を載せていますので続けて参考にしてくださいね。
それから、
- 敵から身を守ることができる
- 獲物を見つけやすい
そんな高い場所が大好きなので、
見当たらないな～と思ったら、タンスの上など高い場所から見下ろしていたりします。
また、
“猫は、なつかない”
“ 無関心”
なんて言われることが多いですが、
実は好奇心旺盛で、ちゃんと人に興味を持っているんです。
ただ、警戒心が強くて一定の距離を好むという特徴がありますから、
ベタベタ撫でて触りすぎたり、かまいすぎると嫌がります。
- 大人しくリラックスしている時
- 猫の方から近付いてきたとき
そんな時には、甘えているので優しく撫でてあげると安心感を覚え、ちゃんとなついてくれます。
～犬～
どこにでも穴を掘ります。
これは本能的な行動で、
- 身を守るのに隠れるため
- 食べ物を隠すため
などと言われています。
お気に入りのおもちゃや食事を残して、
ゲージ(自分のテリトリー)の中へ隠すことがあるので、
危険なものがないかを時々チェックして見てあげましょう。
何を好むのかもそれぞれ違うので、
万が一、口に入れて危ないものがあったら大変です。
縄張りを意識してマーキングをします。
普通マーキングをするのは散歩中に家の外ですることが多いのですが、
- ストレスが溜まっている
- 何かの病気が関係している
などの場合には室内でもマーキングをします。
オスの場合、足を上げておしっこをするので壁を汚してしまい飼い主さんを悩ませることも。
あとは、
嬉しくて興奮すると地面に体をこすりつけます。
仰向けになって背中をスリスリしてるときにおなかを撫でてあげると嬉しそうにしますよ♡
ペットの習性について対応策を考えましょう
ペットによるキズや汚れに対する対処法を知っておけば、
住まいが賃貸物件でも過度な気を使わずにペットと楽しく暮らせます。
猫だけでなく、犬や他の動物の場合でも室内で飼育していると
壁に傷がつくことは避けられないと思います。
爪を研ぐことやマーキングなどは、動物の本能からする行動なので、
人が無理にとめてしまえばストレスを溜めさせてしまいます。
動物は爪を引っ掛けて歩くので、普通に歩くだけでも
細かい傷が残ってしまいます。
だからといって、ペットに靴下を履かせるわけにもいきませんし仕方のないことですよね。
一人暮らしで日中は仕事などで留守にしていると、
ペットがトイレを失敗してもすぐに片づけてあげられないので
シミになってしまうこともあります。
カビが生えてしまうと大変です。
できる限りの対策をして、
飼い主さん(借主さん)にとっても、
退去時にかかる費用の負担を気にしなくて済むように、壁や床を保護しておくと安心です。
保護しながら壁紙をオシャレにできる！！
ホームセンターやネットショップで、市販の壁紙やクロスを
安く買うことができます。
簡単に取り外し可能で自分で貼ることができますし、
あとが残らないので賃貸物件でも大家さんに許可を取る必要もなし！！
柄や模様もいろいろあるので、好きなものを選んで季節に合わせて模様替えなんかをしても楽しいですよ♪
防水加工のものもあるので、汚れても拭き取ることも出来て便利です。
床はキズ対策・防音にも効果があるジョイントマットがおすすめ
部分的に取り外しができるジョイントマットなら、
傷が酷くついてしまった部分だけ捨てて替えることができて画期的です！！
ジョイントマットは種類も多く、
素材や大きさも選べるので組み合わせも自由で好きなように利用できます。
洗って使えるマットタイプのものなら、
よごれてしまっても一枚だけ外して洗濯すれば清潔に使い続けることもできます。
トイレシートを置く部分には大きいサイズの物を使用することで、
トイレを失敗してしまってもジョイントマットの隙間に漏れてしまうこともなく、
汚れやごみが入り込んでしまうという心配もないので、
拭くだけで済むようにすることもできます。
キズ対策だけではなく、
厚めのジョイントマットなら遮音性が高くて、
防音効果も期待できるので、ペットが元気に走り回る足音も軽減することができます。
ペットにとっても、フローリングのままよりも滑りにくくなり歩きやすいので安全です。
